Tere! 皆様こんにちは。

タリン旧市街に訪れてからは「中世」の魅力に気づき、日常的に中世風の物を探すようになりました。
エストニアは夏と冬のアクティビティの違いやギャップが大きい印象があり、同じ国にいるのに、季節ごとに全く違う国にいるような楽しさが味わえるので何度でも訪れたくなるのだと思いました。

毎年夏とクリスマスは絶対にエストニアで過ごしたい!ライターのMayaです。

今回は、タリン旧市街のラエコヤ広場についてお伝え致します。

夏の白夜・青い空が広がる日の沈まないラエコヤ広場

Raekoja plats(ラエコヤ広場)とは、英語でTown Hall Squareといい、エストニアの首都タリン旧市街の中心部に位置する市庁舎広場です。

これは現実?と疑ってしまうほどに美しく、絵本の世界に迷い込んだようなメルヘンチックな景観を持つユネスコ世界遺産のタリン旧市街。
年間を通じてイベントが目白押しで、世界中から人・物・事が集まる面白いスポットです!

中世から続いているヨーロッパ最古の薬局・Raeapteek(ラエアプテーク)にも、ラエコヤ広場に面した道から入ることができます。

タリン旧市街の繁忙期は、ヨーロッパのバケーションの時期にあたる夏(7・8月)と、11月末から毎年開催されるクリスマスマーケットのシーズンです。
12月は雪が降るとクリスマスムードが高まり、街中がイルミネーションで装飾されて、一年で一番というほどの盛り上がりを見せます。

エストニア語でクリスマスマーケットは、Jõuluturg(ユーウル・トゥルグ)といい、今年のクリスマスマーケットの開催期間は、2021年11月26日-2022年1月2日となっています。
クリスマスマーケットへの入場は無料です。

ラエコヤ広場の歴史

タリン旧市街は、山の手と下の手の2つのエリアで構成されており、ラエコヤ広場は下町の中心地に位置しています。

タリンでは少なくとも1322年以来市庁舎があり、1402年から1404年にかけて現在の形に再建され、ラエコヤ広場で最初にクリスマスツリーが展示されたのは1441年で、これは世界で初めてのクリスマスツリーだといわれており、現在まで約570年以上の長い歴史を持ちます。

現在のクリスマスマーケットでは、伝統的なクリスマス料理・ホットドリンクの食べ物のストリートフードだけではなく、手工芸品などを購入することができ、見ているだけで楽しいスポットです。

しかし、中世の時代には、処刑場としても使われていたという歴史があります。

ラエコヤ広場は常に観光客や地元の人々で賑わっており、沢山のカフェ・レストラン・バーなどの飲食店があり、夏の期間にはオープンテラスでのんびりと外の空気を吸いながらリラックスすることができます。
エストニア料理・ロシア料理・イタリア料理・インド料理・日本料理等様々なレストランがあるため、お店を選ぶのには迷ってしまいます。

ラエコヤ広場に位置しており、手軽にエストニアの料理を楽しめるのは、Kolmas Draakon(コルマスドラーコン)という中世のレストランです。


クリスマスのツリーとサンタの秘密

毎年11月下旬頃にエストニア各地でクリスマスツリーが設置され、その後クリスマスマーケットの開店準備が始まります!
実は、この一本のクリスマスツリーに選ばれるには厳格な基準があります。

クリスマスツリーの外観は、少なくとも15メートル以上の高さがあること、他には適正な価格設置場所から150km以内で大型機械がアクセス可能であるか安全に伐採できるかなど厳しいチェックが入ります。

そして、見事に厳しい基準を満たして選ばれたクリスマスツリーだけが、森から大変なプロセスを経て運ばれてくるのです。

日本では生きた15m以上のクリスマスツリーを見ることはないので、大きな労力をかけて運ばれてくるクリスマスツリーの壮大なストーリーに感動します。

クリスマスツリーが設置される11月末のラエコヤ広場

クリスマスマーケット開催中のラエコヤ広場には、サンタクロースもやってきます!

大きなステージ舞台では、ダンスや音楽のショーが開催され、地元の学生たちのダンスやプロのフォークダンスも披露され、大変盛り上がります。

イベントのタイムテーブルは、舞台脇に設置されています。
また、ステージの横には、エストニア語で「jõuluvana(ユーウルヴァナ/サンタクロース)」と書かれたサンタ―クロースの家があるのです。
見つけたら、是非中を覗いてみてくださいね!

最高のクリスマスツリーを眺めながら頂くエストニア料理

皆様は、クリスマス料理というと何を思い浮かべるでしょうか?

エストニアの伝統的なクリスマス料理の一例を挙げますと、hapukapsas(ハプカプサス)とよばれるキャベツの漬物verivorst(ヴェリヴォルスト)とよばれるブラッドソーセージ、家庭料理ではsült(スルト)とよばれる煮こごり料理が人気です。
他にも、ローストポーク・ポテト料理、デザートにはパイやケーキが挙げられます。

ブラッドソーセージは、血液を主原料とするために鉄分が豊富で、内臓を使う場合にはミネラルやビタミンが豊富です。

クリスマスの時期には、ご馳走が沢山食卓に並ぶため、エストニアにおきましても、この時期にダイエットするのはもってのほか!と言われています。

クリスマスマーケットには、テイクアウトしてその場で召し上がれるテーブルがありますので、時には他の人と相席を楽しみながら、現地のリアルな雰囲気とクリスマスの音楽を聴きながら頂く食事はいつもの何倍も特別に感じます。

クリスマスの食事には、美味しくて温かい飲み物が良いですよね。

glögi(グルーグ)は、北欧で16世紀以降から嗜まれているスパイスの効いたホットワインで、この定番のクリスマスドリンクは、エストニアでもクリスマスマーケット・バー・現地のスーパーでもみつけることできます。

お酒が苦手な人やお子様でも飲めるように、Alkoholivaba(アルコホーリヴァバ)とよばれるノンアルコールのホットワインもあります。
寒い中で召し上がる glögi は格別に美味しいので、皆様もぜひお試しください。

クリスマスマーケットのホットワインの看板


皆様はクリスマスにどんなスイーツを召し上がりますか

エストニアでは、毎年この時期になるとジンジャーブレッドクッキーを街のいたるところで販売されており、エストニア語ではPiparkoogid(ピパルコーギド)とよばれ、地元の人々も大好きなクリスマスの味です。
クリスマスマーケットにはバリエーション豊かなカラフルで、時には立体的なユニークな姿のジンジャーブレッドクッキーが売られているので必見です。

ラエコヤ広場へのアクセス方法

ラエコヤ広場はタリン旧市街の中心部に位置するため、タリン旧市街周辺のいずれのバス・トラム駅よりアクセスが可能で、トラム・バス駅の「Viru(ヴィル)」または「Vabaduse väljak(ワバドゥセ・ヴァルヤック)」で下車し、ラエコヤ広場までは徒歩約7分です。

船乗り場や空港に到着された殆どの方は、空港や市中心部のViru(ヴィル)門方面よりアクセスされることと思いますが、クリスマスの時期は、ヴィル門からラエコヤ広場までのヴィル通りは特に美しい装飾が楽しめますので是非ご注目下さい。

タリン旧市街で宿泊される場合は、クリスマスマーケットの行われているラエコヤ広場まで近く、早朝や深夜の人が少ない時間には誰もいない状態のクリスマスマーケットを写真に収めることができるためお勧めです!

次のクリスマスは、北欧エストニアのラエコヤ広場でしか体験できない!本格的なクリスマスを味わってみるのはいかがでしょうか?

今後も様々なイベントの行われるタリン旧市街、ラエコヤ広場について伝えてまいります。

今回はライターのMayaがお送りいたしました。
最後までお読み頂きありがとうございました!

<ラエコヤ広場> 情報

住所
Raekoja plats, Tallinn Old Town (Googleマップ)


ホームページ: Visit Tallinn
Facebook: @Jõuluturg

About the Author

Maya

Writer

ライターのMayaです。 世界中を旅をしても、最終的に帰ってくるのはエストニア。 趣味は、アート・建築・エストニアデザイン。 好きな食べ物は、寿司・ビリヤニ。 好きな飲み物は、マロウブルー、カラクチャイ。 好きなお菓子は、エストニアのKOHUKE。

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