Tere!皆様こんにちは。
学生時代からアンティークやヴィンテージ雑貨が大好きで、特に古いガラス製品にハマって収集していたことがあり、タリンのアンティークショップに通うことが大好きです。
エストニアでは、ソヴィエト時代のアイテム・レトロな雑貨を見たら凄くワクワクしてきます!
アンティーク・ヴィンテージハントが趣味のライターのMayaです。
今回お伝えさせて頂くのは、タリン最大級のファーマーズマーケットBalti Jaama Turg(バルティ・ヤーマ・トゥルグ)です。
Balti Jaama turgとは
Balti Jaama Turg(バルティヤーマトゥルグ/英:Baltic Station Market)は、Baltic Station(バルト駅)とTelliskivi Creative City(テリスキヴィ地区)の間に位置しており、アクセスが非常に便利で、タリンの人々の暮らしに欠かせない市場です。
Balti Jaama Turgは、2017年5月19日に改装・リニューアルオープンされ、ファーマーズマーケット・ストリートフード、アンティーク・ヴィンテージ雑貨も楽しめる3階建ての複合施設(地下1階、地上2階建て)です。
バルト駅はタリンの主要鉄道駅で、通勤・エストニア国内の都市移動、国際線などが全てこの駅から出発しており、多くの人が集まる活気あふれる場所です。
エストニア語でTurg(トゥルグ)とは市場という意味で、タリン市には小規模な市場が点在する中で最も有名な市場がBalti Jaama Turgだといわれています。
エストニアの中でもユニークなスタイルを採用したマーケットであり、食品、骨董品の他、市場には約300の異なるお店があります。
カフェやストリートフードも豊富でベーカリー、イタリアン、カフェ、アジア料理など食のバラエティが多すぎて迷ってしまうほどです。
散策の合間にお気に入りのお店を見つけたいですね。
Balti Jaama Turgのミッション
Balti Jaama Turgの使命は、清潔な環境で新鮮な食材を大切にし、料理の芸術性への感謝を示しながら、健康的でバランスの取れた食事を開発することです。
マーケットのはじまりは19世紀後半に石灰岩の倉庫が建設されたことから始まり、1993年に市場が設立されました。
当時より清潔感に欠けていると物議を醸し出されることもあり、市場をショッピングセンターに置き換える計画が2007年に現れました。
しかし、実際に市場の改修が着手されるまでに、さらに10年が経ちました。
2016年1月、現代的な市場の建物を建てるプロジェクトが、Astri Grupi (アストリグループ)社によって進行し、かつてのBalti Jaama Turgの歴史的な石灰岩の建物や景観を最大限に保存されることとなり、同年6月16日に定礎式が行われました。
建築意匠はタリンの建築設計事務所KOKO architectsの建築家によって作成され、新しく改装されたBalti Jaama Turgは、2017年5月19日にオープンしました。
さらにAstri Grupp社は、タリンにある中規模市場・Keskturg(ケスクトゥルグ)とよばれる中央市場を2019年に買収し、Tartu Lõunakeskus(タルトゥルーナケスクス)、Pärnu Keskus(パルヌケスクス)、Narva Astri Keskus(ナルヴァアストリケスクス)等の数々のショッピングセンターも運営しています。
魚市場はエストニアならではのラインナップが楽しめる
市場の地下階にはスーパーマーケットとジムがあり、1階には魚や肉を取り扱う大きなホールと、約20の多様な飲食店が立ち並ぶストリートフードエリアがあります。
KALASAAL(カラサール)、魚のホールへ行ってみましょう!
日本では珍しいような魚も売られており、バルト海で水揚げされた新鮮な魚から、干物や燻製魚もみつけることができます。
スパイス・オーガニック食品はBIOMARKETで
BIOMARKET(バイオマーケットストア)は、エストニアでナンバーワンのオーガニックストアです。
豊富な種類のオーガニック製品をみつけることができ、こちらのお店でもスパイスや食品を必要な分量だけ購入できるのが嬉しいですね。
エストニアデザイン・骨董・お土産・日用品まで揃う2階エリア
2階には、主にエストニアのデザインと手工芸品店、衣服・家庭用品・骨董品の幅広い魅力的なお店が立ち並びます。
エストニアでは手工芸が盛んで、Balti Jaama Turgでもウール100%の手編みの暖かい手袋やカーディガン・靴下を購入することができます。
開放的な高い屋根の近代的な建築とは対象に、ヴィンテージ・アンティークな骨董品を取り扱うお店があり、その時代にタイムスリップしたような気持ちになります。
買い物だけでなく現地の人々とコミュニケーションをとることができ、ローカル感を味わえる最高のスポットで、タリン旧市街のオーソドックスなお土産とは一味違ったアイテムをみつけられるため、ワクワクすること間違いなしです。
ヴィンテージ・アンティーク品は一点物のことが多いので、物との一期一会の出逢いを大切にしたいですね。
ローカル感溢れるファーマーズマーケットで旬の味を食す
ファーマーズマーケットエリアでは、エストニアの現地の季節の味を見つけることができます。
夏は新鮮なお野菜やベリーを、秋にはキノコが並んでおり、地元の農家さんとのやりとりを楽しむことが出来るのも醍醐味です。
Eesti(エエスティ)はエストニア産、Poola(ポーラ)はポーランド産、Hispaania(ヒスパーニア)はスペイン産のように、売り場にはエストニア語で商品名や産地が表記されていてローカル感が抜群に味わえます!
殆どは1キログラムやパックの単価が表示されていますが、少ない量のみ購入することも可能です。
エストニアでは夏~秋にかけて、森にベリーピッキングのアクティビティが大人気!
Mustikas(ムスティカス)はブルーベリー、Vaarikas(ヴァーリッカス)はラズベリー、Maasikas(マーシッカス)は苺です!
実は、日本では傷みやすくてなかなか市場に出回らないベリー類を思う存分味わうことができます。
ご褒美スイーツで身も心も癒される1日を
タリン滞在中に新鮮なお野菜を買いたい・現地の文化を知りたい・面白いお土産を見つけたい!そんな時にはBalti Jaama Turgにぜひお立ち寄りください。
ライターのMayaがお伝え致しました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
<Balti Jaama turg> 情報
営業時間
月曜日-土曜日: 9:00~19:00
日曜日: 9:00~17:00
2階の営業時間
月曜日-土曜日: 9:00~19:00
日曜日: 9:00~17:00
住所 Kopli 1 ,Tallinn (Googleマップ)
ホームページ: Balti Jaama turg
Instagram: @baltijaamaturg
Facebook: @baltijaamaturg